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今回の一件で分かったEVA映像に期待される表現 [メモ]

創作・捏造の参考に

・無重量、真空下の物体の動きは、考証に忠実であると不自然に見えるらしい。
 無重力・・・で思い出すのは、シャトル内で空気抵抗のある動きなので、それに準拠した方が納得してもらえそう。糸でつったようにふわふわのほうが、ぴゅー!ととんでいくよりもよい。ウソでもよい。らしい。

・宇宙空間では日陰のコントラストは強く。
 そもそも宇宙船の影側の映像で、光源は地球からの反射光、宇宙船からも反射があると説得されても、根強く主張されていた。
 実際考えられる以上にコントラストはあげる(影側を濃くする)方がリアルととってもらえるようだ。

・宇宙だから星はあった方がいい。
 大気による減衰がないので、ぎんらぎんらに輝いていると思われていた。リアリティを欠いても、星は見えていた方がリアルらしい。(俺は何を言っているんだ!)

・大気層の表現は大げさに
 思った以上に大気層は厚いと思われていることも分かった。

・背景の地球は自転していた方がいい
 これも説明しても分からない人が多かった。

・旗は出さない方がいい
 君子危うきに近寄らず。


他にもあるかなぁ・・・。コメントして・・・ってだれも見てないかww

アニメなどの場合は、「考証が行き届いている」ことは(日本では)結構重要なのだが、それ以前に「らしく見える」ことが優先という当たり前の事実を、改めて認識させてくれた事件であったとも言える。

今回の映像についても演出面の不備を指摘する声が見受けられたが・・・って実際の映像に演出不足もなにも・・・ともおもわんでもないが、たとえばカメラを振ってみるとか、旗から手を離し、浮いているところを見せてみる(できればとんでっちゃって慌てる)、あるいは飛行士が手すりから手を離し、「何にもない空間で飛行士だけが浮いている」映像を(できれば地球バックに)撮ってあったりすれば、急速にリアリティは増した物と思われる。(飛ばされるのがよほど怖かったらしく、飛行士は必死に手すりをつかみ、旗の受け渡しにも気を遣っている。逆にこれはリアルだが、説得力はなかったようだ。)

まぁ、サポート側の飛行士にカメラを持たせることも出来ないほどぎりぎりのミッションだったらしく(スチルカメラすらない)、無理だったんだろうけど・・・。
そういえば、「撮影用の子衛星を放出」って見た気がするんだけど、どこに行ったんだろう。それとも中継用だったのかな?
タグ:宇宙
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コメント 2

時雨

小衛星からの画像は、2点だけ公開されています。

神舟七号成功释放伴飞小卫星
http://www.cnsa.gov.cn/n615708/n620172/n677078/n751578/166962.html

モノクロ写真だったので、ちょっとがっかり。
他の角度から撮った写真も公開して欲しいところですが・・・・。
by 時雨 (2008-10-04 23:24) 

kusube

おお、ありがとうございます。

なんかミネルバが撮ったハヤブサを思い出しますねw
by kusube (2008-10-05 21:32) 

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